
歯の寿命を延ばすために、歯周病で溶けてしまった骨を回復させることを目的として行います。
代表的な歯周組織再生療法には、次のようなものがあります。
骨ができるのに約1年かかります。
その後、レントゲンなどで評価を行い、もう一度骨の状態を調べます。骨の状態によっては、再度手術を行い骨の形態を整えることがあります。(その場合、費用は別途いただきます。)
そのため、術後のクリーニングは治癒を良くするために非常に重要になります。
喫煙は再生療法に限らず、すべての手術の治癒を妨げます。
喫煙による失敗は保障いたしませんので禁煙していただくようお願いします。
メインテナンスに通っていただけない場合、再発する可能性があります。万が一、メインテナンスを受けていただけない場合に歯周病が再発しても補償しかねますので、必ずお手入れに通って下さい。
また、術後は毎月、クリーニングをさせていただき、特に、1、3、6、12か月後は顕微鏡によるクリーニングをさせていただきます。
マウスピースを就寝時に必ずつけていただきますようお願いします。
GTR(組織再生誘導法Guided Tissue Regeneration)法は、疾患の進行を抑制するだけでなく、喪失した歯周支持組織を再生させる新しい術式で、部分的に溶かされた歯槽骨を回復させる治療方法です。
歯周組織を回復させるために自己骨や人工骨を移植して歯周病で溶けてしまった骨を回復させます。
自己骨の場合、下顎の別の場所から移植します。神経や血管の通っていない部分を選んで移植するので安全です。
PRGFとは、Plasma Rich in Growth Factorの略で、増殖因子(成長因子)を多く含む血漿のことです。最近、組織の再生に大変有効であることが報告され注目をあびている治療法です。
歯周病により無くなった骨の再生・手術や抜歯後の骨の再生や歯肉の短期治療にも有効になります。