
国によって定められた材料、治療法、治療の順番、保険点数で全国一律で必要最低限の治療を平等に受けられるというシステムです。 病名に対して、できる治療が定められているので、すべての治療において問題が起こってしまってから行われるものです。現在は医学も進歩し、治療はもちろんですが早期発見や予防に力を入れる時代になっています。悪くなってから治療するよりも、予防して悪くならないようにする方が良いのは間違いないのですが、そのような予防が保険診療では行えないのが現状です。
当院では初めに多くの診断材料を情報収集し、診査診断を行った上で、多くの情報をもとに患者様一人ひとりオーダーメイドで最も長期的に健康な状態が続く治療計画を綿密に立てることができています。なぜなら、お口の状態によって、最善の材料、治療、治療の順番などが違うためです。 材料や治療法に制限がないので、保険では加味されない見た目にもこだわれますし、耐久性も高くできますので、やり直しのない治療が実現します。
保険診療は、保険適用の治療は0割から3割負担になるので、経済的な負担が少ないという点。
本当に必要な情報を収集することができるため、一人ひとりに対して最善な治療計画を立て、最善な治療方法を制限なく選択できます。
使える材料に制限がないためアレルギーなどの為害作用のないものを選択できますし、審美性にこだわることもできます。また、使用材料だけでなく器具も変わるため寸法精度を上げることができるので、より誤差が少なく一体化し元の状態に近づけることで違和感ない治療ができます。
虫歯や歯周病にならないための検査や治療を行えます。歯科検診のような、早期発見をすることはもちろんのこと、問題が起こらないような提案ができます。
※日本では高度成長期ごろから保険診療で病気が起きてから治すという文化が根づいてきました。2000年代になると文化も欧米化が進み、歯科でも欧米で主流の予防に力を入れた診療スタイルに変わってきています。たとえば、一昔前は虫歯になったところを詰めて治すだけの対症療法しか行われていなかったですが、現在では、なぜ虫歯になったか突き止めて再発を防止することに力を入れる時代になってきています。ところが、保険治療では予防という概念がないのです。
その結果、欧米人と日本人では虫歯の数や残っている歯の数に2倍3倍の違いがあるのです