
大規模災害の発生時には、多くの被災者が避難所などでの生活を余儀なくされるため、偏った生活やストレスなどが原因で、口腔内の問題が生じやすくなります。
歯磨きができない状態が長く続くと、虫歯が増えたり、歯周病が悪化したり、口臭や、口腔粘膜にも影響を与えてしまうことがあります。
入れ歯を洗えない状態が続くと、特に高齢の方は誤嚥性肺炎を引き起こしやすくまります。
また、義歯の紛失や不適合により、食べづらさや飲みづらさで全身状態が悪化しやすくなります。
インフルエンザや風邪などの呼吸器感染症の予防、血糖値のコントロールにも口腔ケアが効果的です。
日頃から虫歯や歯周病を放置しておくと、災害時にはさらにお口の中が不衛生になりやすくなるため、万が一に備えてきちんと治療をしておきましょう!