

歯と歯の間の隙間(正中離開)について
小児の場合、前歯の萌出とともに自然に空隙が閉鎖する場合が多いので、すぐに矯正治療は行わずに、しばらく経過観察する方がよろしいでしょう。
それでも空隙が閉鎖しない場合には矯正治療を行いましょう。
前歯の隙間の原因
- 埋まっている余計な歯があり、前歯の萌出を邪魔している。
- 真ん中から二番目の歯がもともと無い、または小さい。
- 他の歯の異常な方向への萌出。
- 上唇をめくるとみられるヒダ(上唇小帯)の付着位置の異常。など
治療法
経過観察しても空隙が閉鎖しない場合は、一度ご相談ください。
以下の治療が必要となることがあります。
- 埋まっている余計な歯を抜歯する。
- 異常な萌出方向が原因の歯は、正常な方向へ矯正治療する。
- 上唇小帯が原因の場合は、これを切除する。
